自閉症児の無断外出を予防するための玄関扉対策


まだまだ世間一般には、自閉症という障害に対しての認知が広まっていないのが現状です。


よって自閉症児に対する世間の目は厳しく、その家族は家の外では、廻りの人たちに迷惑をかけないよう子供をみていなければならず、「ストレスがたまる生活」を強いられていることが多いのです。

親はつねに、家に帰った時くらいは、落ち着いた生活を送りたいと考えています。

特に玄関からの「無断外出」は、最も避けなければならない最重要課題です。なぜなら、交通事故にあう危険性が増し、捜索願いにまで発展する可能性があるからです。

私は自閉症児(中度)の息子を持つ親であり、工務店を営む一級建築士でもあります。

賃貸住宅暮らしを経て一戸建て住宅を設計・施工し、今はその家で暮らしています。

「自閉症児と暮らす住まいの安全対策を盛り込んだ家」としましたので実例を見ていただきながら、アイデアを参考にしていただければと思います。

この記事では、子供の無断外出予防に役立つ玄関扉の対策について解説します。

この記事を読むと、ご自宅の玄関扉の対策方法や工事会社に伝える内容を理解できます。

ここでいう対策とは、玄関扉に「両面シリンダー錠」や「脱着サムターン」を追加することです。この対策をすれば、自閉症児が勝手に外へ出る危険性が下がり、安心できる住まい環境が整います。

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両面シリンダーとは

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