第3回 「生活パターンを把握しよう!」

目次

前回のおさらい

まずは自分にとって、「何が重要なことなのか。」「これからどんな暮らし方をしたいのか。」「どんな過ごし方が快適なのか。」「今の生活で何が不満なのか・・・。」
あなたが望んでいる、新しい家での生活スタイルに気づくことはできたでしょうか?まだ何となくはっきりしないのではないでしょうか。
より具体的にイメージができるように、今回もライフスタイルについて掘り下げてみようと思います。それでは今回の講義をはじめます。

第3回 「生活パターンを把握しよう!」

第3回セミナーでは、家づくりをきっかけに、「ご家族の生活パターン」を把握していただき、読み終わった後、以下の点がクリアになっている状態にしたいと思います。
✔  家での家事動線が把握できる
✔  家族が一緒にいる時間がわかる
✔  家族みんなのライフスタイルがわかる
家づくりのスタートとして、「暮らしのイメージづくり」「ご家族のライフスタイルを把握する」この2点を押さえることが、成功の秘訣です。
第2回に引き続き、第3回では、自分たちのライフスタイルを具体的に確認してみようと思います。添付シートの記入例を参考に、ご家族全員の生活時間カルテを作成してみて下さい。〔PDFはこちら〕
さて、家での過ごし方を書き出すことができたでしょうか。ポイントとして、以下の3点に注目してみてください。
❶ 家事動線
❷ 家族の朝出掛ける前の過ごし方
❸ 帰宅し夕食後のひとときの過ごし方や休日の過ごし方
まず1番ですが、家事動線の括弧内の部屋に注目してください。例えば、洗濯機と洗濯物干し場のつながり、洗濯取り込みとたたむ場所、アイロン掛け、収納場所までの流れを想像してみてください。賃貸住宅の場合は動線距離が短いので問題ないのですが、戸建て住宅のプラン作成時にはチェックしておきたいポイントとなります。
2番については、家族の起床時間、朝食時間、洗顔、歯磨き、トイレの時間など、慌ただしい行為に対応できているかどうか、想像してみましょう。
3番は、帰宅後の家族の団らん時間や休日時間は、どのくらいとれていますか。家族一緒の時間帯を、蛍光ペンでマーキングしてみましょう。何時間くらいあったでしょうか。家族一人一人が、どのように過ごしているのかがわかると、どんな家が過ごしやすいのかが分かります。
今回のシートを完成させれば、建築会社からプランを渡されたとき、その家での生活をイメージできるシートとなるはずです。頑張って取り組んでみましょう!
第3回メールセミナー「生活パターンを把握しよう!」はこれにて終了です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

次回の予告

次号は、第4回メールセミナー「予算オーバーを防ぐ方法1」です。お楽しみに☆
賢い建て主になるためには、総費用を把握することが大切です。なぜなら、多くのお客様が、予算オーバーとなるからです。ぜひご参加下さい。
目次