家族が安心して暮らせる自閉症児向け木製建具のアイデア5選

「便器の中におもちゃを投げ込んで詰まらせた」、「電子レンジにおもちゃを入れて温めようとした」など自閉症児は思いも寄らない行動をおこすことがあります。

特にキッチンはガスコンロや包丁、電子レンジなど取り扱い方を誤ると、けがや火災事故などにつながる危険な器具があるため、注意が必要です。

ただし、いつ何時も目を離さずに子どもをずっとみているのには無理があります。そこで、木製建具を利用して親の負担を軽減させる工夫を紹介します。

私は自閉症児(中度)の息子を持つ親であり、工務店を営む一級建築士でもあります。

賃貸住宅暮らしを経て一戸建て住宅を設計・施工し、今はその家で暮らしています。

「自閉症児と暮らす住まいの安全対策を盛り込んだ家」としましたので実例を見ていただきながら、アイデアを参考にしていただければと思います。

この記事では、家族が安心して暮らせる木製建具のアイデアについて各部屋ごとに解説します。

目次

キッチン進入防止格子引戸の紹介

目次